ありがとう、うず
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2006年を表す漢字は「命」 まさにウチの2006年の言葉だ
6月25日にルナが突然、信じられない鮮烈さで、逝ってしまった
あの病院の、あの二階の診察台の上に横たわっていたルナ
一秒でも早くと駆けつけたのに、階下で待たされ、駆け上がって
行ったあの二階の診察台の上で、ルナは死んでいたんだ
眠っているみたいだった。信じられなかった。病院に置いて帰ってしまった
事が悔しくて、自分の胸の中で逝かせてあげられなったことが悔しくて
気違いみたいに泣いたよ。病院に聞いても、容態が急変して、しか言わなかった
何を聞いても「申しわけありませんでした」だけ
謝ってなんか欲しくなかった。医者ならもっと誇りを持ってほしかったよ
どんな診断をして、どんな処置をして、どうなったか、それが知りたかったんだ
文書にして説明してくれって怒鳴りまくったけど、結局分からなかったよ
今思えば、きちんと解剖とかしてもらった方が良かったのかもしれない
でも、その時ルナは私にとって、動物ではなかったんだね
ルナという命そのもの、たましいそのもの、存在そのものだったんだ
だから医療とか、解剖とか、科学的なことなんか考えられなかった
できる限りのことをして弔ってあげたいということしか考えられなかった
そして、一晩中レクイエムを聴きながら花に埋まった遺体を撫でたり抱いたり
手紙を入れたり、写真を入れたり、好きだったものを入れたりしたんだ
それから世田谷の大蔵霊園という小さいけれどとても感じのいい斎場で
簡単なお葬式をして、お骨にしてもらった。そんなことをして弔う事の
一つ一つが残された者をどんなに癒してくれるかその時知ったよ
今でも、思い出さない日はないけど・・

ショウちゃんにも参ったよ。詳しいことは又次の機会に書くけど
ルナが死んでから、餌を食べなくなっちゃったんだ。最初はカメの餌を
食べなくなって、でもお刺身とか肉とかは食べてたんだけど、そのうち
まったく何も食べなくなった。鼻先にお刺身をくっつけても、肉やしらす干し
などを食べさせようとしても、口を開くことを忘れたかのように食べなかった
3ヶ月ぐらい、何も食べなかったよ。さすがのんきな私もヤバイと思って
”うず”が来る2週間前ぐらいにやっと獣医さんを探して連れてったというわけ
今は例年より元気。食べなかったのが夢のよう。不思議だね

マルコとの出会いだって、不思議だった。それまで猫なんて、飼ったこともないし
興味だって全然なかったんだから・・・

そしてもちろん”うず”との出会い。偶然の積み重なりで出会った”うず”
ルナを失った時から、こんな形での出会いでしか次の犬は飼えないと
思っていたから・・・ルナが引き合わせてくれたんだよね

今、散歩をしても、うずの寝顔を見ても”命”を感じずにはいられない
公園にも、うずのような保護犬がたくさんいることを知ったし、その子たちが
どんな思いで愛され大切にされているかも知った
この間は、海に捨てられていた子だという大きな子を2匹も連れている女性に
会ったし、今日も横たわっているセッターをいとおしそうに撫でている男の子に
会った。もう歳だし体もボロボロなんです、だから一周散歩すると疲れちゃうから
30分ぐらい休んでから帰るんです、って。いつまでも元気でねって別れたけど、
走り回る”うず”を見ながら涙がこぼれそうだったよ

人との出会いだって、たくさんあった。うずのことでもいろいろな人に出会ったし
仕事でも偶然のようにすばらしい人たちと出会えた
そして不思議なことに、皆真摯で魅力的で生きることを感じさせてくれる人たちだ

人生50ん年、このあたりで要らないものをそぎ落とし、「生」の芯の部分に近づけ
ってことかもしれないね

今年は”いのち”だった
by luna-uzzu | 2006-12-31 02:52 | 犬・カメ・猫
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